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Astris エミュレーターとは:Apple シリコン Mac 専用の Ryujinx 派生版【2026年10月】
Apple シリコン Mac 専用の Ryujinx 派生版(macOS 15 以降)
- 最新版
- 1.0.32 · 2026-10-09
- 派生元
- Ryujinx
- 開発
- V380-Ori
- ライセンス
- MIT
ポイント
- Astris は Ryujinx をベースにした Switch 1 エミュで、Apple シリコン Mac(macOS 15 以降)専用です。
- 2026 年 10 月時点でも更新が続いており、最新は 1.0.32(2026-10-09)。Ryujinx 系では数少ない活発な派生版です。
- Intel Mac・Windows・Android・iOS 版はありません。ソースコードが公開されているかは公式の説明がありません。
- 独自の公式サイトはありません。Astris の公式を名乗るサイトは第三者のものとして扱ってください。
- Mac ではほかに Ryubing、Kenji-NX、Eden(実験的)、ゲーム単位なら nxnative という選択肢もあります。
Astris は Ryujinx をベースにした Switch 1 エミュレーターで、Apple シリコン搭載 Mac・macOS 15 以降でしか動きません。2026 年 10 月時点でも更新が続いており(最新 1.0.32、2026 年 10 月 9 日)、Mac 向けの Ryujinx 系エミュとしてはもっとも活発なもののひとつです。Intel Mac、Windows、Android、iOS 版はありません。
Astris の成り立ち
本家 Ryujinx は 2024 年 10 月、任天堂の介入を受けて開発を終了しました。コードが MIT ライセンスだったため、その後いくつもの派生版が生まれています。マルチプラットフォームの Ryubing、Android 版もある Kenji-NX、iOS 向けの MeloNX、そして Astris です。
Astris の開発者は V380-Ori で、対象を Apple シリコン Mac だけに絞っているのが特徴です。Mac に絞る理由はあります。Ryujinx は 2022 年 11 月に macOS 版を出した時点で、Apple シリコンと Switch がどちらも ARM CPU であることを生かし、macOS の Hypervisor でゲームのコードを直接実行していました。Astris は Windows や Linux 版を作らず、Mac だけに手間をかけています。
Emulation General Wiki の比較表では「活発」とされていますが、おすすめ扱いにはなっていません。
現状(2026 年 10 月時点)
- 更新頻度:2026 年 10 月 9 日に 1.0.32 が出ています。同じ系統の Ryubing(安定版 1.3.3、2025-10-11)や Kenji-NX(デスクトップ版 2.0.5、2025-10-06)より明らかに新しいです。
- 動作環境:Apple シリコン(M1 以降)、macOS 15 以降。
- 配布形態:開発者は配布用のバイナリとミラーを公開しています。リポジトリは MIT 表記ですが、ソースコード全体が公開されているかは公式の説明がありません。
- 公式サイト:ありません。このページの情報欄に公式サイトのボタンがないのはそのためです。
プラットフォームごとの対応
| プラットフォーム | Astris | 代わりの候補 |
|---|---|---|
| Apple シリコン Mac | 対応(macOS 15 以降) | Ryubing、Kenji-NX、Eden(実験的)、nxnative |
| Intel Mac | 非対応 | Ryubing のユニバーサル版、Hydra(ごく初期) |
| Windows / Linux | 非対応 | Eden、Citron Neo、Ryubing |
| Android | 非対応 | Eden、Citron Neo |
| iPhone / iPad | 非対応 | MeloNX、nxnative |
Mac での選び方は Mac での導入ガイド と Mac のページ にまとめています。
長所と短所
長所
- Mac 専用なので不具合の修正が早く、リリースも頻繁です。
- 正確さを重視する Ryujinx のコアを受け継いでおり、互換性の土台がしっかりしています。
- Ryujinx を使ったことがある人なら操作に迷いません。
短所
- Apple シリコンと macOS 15 以降が必須です。
- 開発者 1 人の小さなプロジェクトで、長く続くかはわかりません。
- ソース公開の状況がはっきりせず、第三者による検証や引き継ぎが難しいです。
- 公式サイトがないため、偽サイトにつけ込まれやすいです。
使う前に知っておきたいこと
ほかの Ryujinx 系エミュと同じく、Astris でゲームを動かすにはキーとファームウェアが必要です。それぞれが何なのか、どこに置くのかは キーとファームウェアの解説 を参照してください。
公式サイトがないため、Astris の名前を使ったサイトがすでに出回っています。開発者本人のものだという根拠はないので、そうしたサイトからインストーラーを入手しないでください。見分け方は 偽のエミュレーター配布サイトの見分け方 で解説しています。
Astris は使うべき?
Apple シリコン Mac で macOS 15 以降を使っているなら、Astris は試す価値があります。特に Ryubing が落ちる、重いといった場合です。手堅くいくなら Astris と Ryubing を両方入れて、同じゲームで比べてみてください。最新の互換性改善を追いたいなら、開発者自身が実験的と位置づけている Eden の Mac 版も候補です。特定の人気タイトルだけなら、nxnative でゲームを Mac ネイティブアプリにする方法もあります。迷ったら 2026 年のおすすめ Switch エミュ から読んでみてください。
よくある質問
Astris は Intel Mac で使えますか?
使えません。Astris は Apple シリコン(M シリーズ)向けのビルドだけを公開しており、macOS 15 以降が必要です。Intel Mac では Ryubing のユニバーサル版を試せますが、Ryubing 自身も Apple シリコン以外は対応が十分でないと説明しています。
Astris はまだ更新されていますか?
はい。2026 年 10 月時点の最新は 1.0.32(2026 年 10 月 9 日)です。Emulation General Wiki でも活発なプロジェクトとして載っています。
Astris と Ryubing はどちらがおすすめですか?
どちらも Ryujinx 由来です。Ryubing はマルチプラットフォームで利用者も多い一方、2026 年 2 月からメンテナンスのみになり、Canary 版は 2026-08-26 で止まっています。Astris は Mac 専用で更新頻度が高めです。Apple シリコン Mac なら両方入れて、ゲームごとに比べるのが確実です。
Astris の公式サイトはどこですか?
独自の公式サイトはありません。開発者の V380-Ori は自分のリリースページでビルドを公開しているだけです。Astris の名前を使ったサイトが開発者本人のものだという根拠はないので注意してください。
iPhone 版の Astris はありますか?
ありません。iPhone・iPad で使える Ryujinx 系のエミュは MeloNX で、サイドロードと JIT の有効化が必要です。